イポーで債権トラブル
マレーシアペラ州の州都、イポーという街で行った調査です。
依頼主はクアラルンプールでビジネスを行う日本人起業家からでした。取引を行うイポーの会社から報酬分の支払いが行われないということで、内情を調査して欲しいとのことでした。
既に滞納分が蓄積されており、早めの対処が必要と判断。早速調査を行う事にしました。
イポー現地で調査
クアラルンプールから200キロ離れたイポーの対象企業で調査を行うと、驚くべきことがわかりました。
社長が蒸発してしまったということで、会社の舵をとる人物がおらず、その結果、支払いが行われていなかったのです。
その為、現地の調査機関と提携し、社長の居場所を捜査。数日後に発見することができましたが、会社の経営不振から心を病ませてしまったのだそうです。
交渉とその後
その後、現地の弁護士とも提携し、この会社や役員に交渉を行い、ようやく未払い分の報酬の支払いに応じさせることができました。
まだ完済はしていませんが、現在は分割で毎月支払いが行われています。
こうしたマレーシア現地の債権トラブルは定期的に報告されていますが、自社での交渉が解決に導かれたケースは少なくです。マレーシア全域で、債権トラブルにご対応致します。